2022.02.15

ハワイのアーティスト

洗練されてるのに温かい…上質な雑貨探しをカカアコの新スポットで

  • WRITER 松本 律子

  • INTERVIEWER 瀬川 慶

カカアコ、ワード周辺って、本当に個性的なショップが多くて楽しい!中でも不思議な魅力が詰まったお店を発見したのでご紹介させてください。


ローカルアーティストのアンドリュー・マウ氏がオーナーの「アイランドボーイ(Island Boy)」。以前ご紹介した「Fishcake」に隣接したショップです。

ハワイとメトロポリタンの絶妙な融合
アンドリュー・マウの世界へ


アンドリューは、ハワイ出身。ロードアイランド州のRhode Island School of Designでファニチャーデザインを学び、その後もアメリカ本土で15年ほど活躍していました。ロードアイランドにいる時に、故郷であるハワイを思いながらオープンした「自身のギャラリー&セレクトショップ」がアイランドボーイというショップ。その後、2020年にハワイへ戻ってきた彼が、このカカアコのショップを2021年8月に「アイランドボーイ」としてオープンしたのだそうです。


「ロードアイランドのアイランドボーイでは、シーズンごとにお店の中を変えたり、故郷であるハワイのものを選んで紹介していました。今はハワイに拠点を移したので、逆にメトロポリタンのアイテムをハワイに紹介したいなと思っています。ローカルが都会的なこだわりアイテムを買える機会ってなかなか少ないですからね。だから世界中の“良いもの”や“限定的なもの”なんかを扱える、ちょっと特別なショップにしたいんです。説明が難しいけど、東京やニューヨークのショップみたいな雰囲気っていうかね」とアンドリューさん。


「パンデミック中にオープンしたので、最初は基本オンラインストアでのビジネスが中心でした。アメリカ本土のお客さんも多いので、ウエブサイトやSNSで商品を紹介してましたね。そこから徐々に状況が変わって、今はローカルのお客さんが実際にお店に来てくれるようになってきました。このお店は、クリエティティビティとキュレーションのミックスなんです。僕自身の作品(Mau-House)もあるし、世界中から選んだブランドも扱っている。ブランドは20以上になりますね。とはいえ、取り扱うアーティストはとにかく厳選して、広げすぎないようにしてます。しっかり選んで少しずつていねいに扱いたいので」。

ロードアイランドのレザーブランド、LINDQUISTのバッグ。ハワイで扱っているショップはここだけ。非常に希少価値の高い、こだわりの品だ

 

アンドリューさん自身がこれまで学んだこと、培ったクリエイターとしての人脈、そしてセンスやこだわり。それらがぎゅーっと詰まった店内は、ハワイにはあまりない「都会的」で「やたらお洒落」な雰囲気があふれています。なんだろな、ちょっと背筋を伸ばした状態でショッピングしたくなるような。オトナな感じ。

癒やしのキャンドルなども洗練されたものが揃う

 


「僕がいいと思うものだけを扱っています。すべて自分で試して、いいなと思ったものですね。とにかくクオリティの高いもの、そしてカルチャーや作り手のストーリーがしっかりしているものに惹かれます。パッケージのお洒落さなどだけでなく、機能性とかデザインとか、自分の好みにフィットしたものを仕入れて紹介したいなと。その価値観を共有して同じように思ってくれるお客さんがいたら、とても嬉しいです」。


ハワイはもちろん、アメリカ本土、ヨーロッパ、そして日本などから集められた「アンドリュー・セレクト」なアイテムたちは、シンプルで洗練されたものばかり。ハワイではここでしか入手できないものも多く、また大量販売されていないので、お気に入りを見つけたら機会を逃さずゲットしたいー。

 


そしてね。都会的な雰囲気の中に、ハワイ産の温かいアイテムもちゃんとあるのがバランス良くていいんですよ。こちらはオアフ島の天然素材をもとに作られている「TOFU SKIN」というスキンケアブランド。シンプルな3ステップ。アンドリューさん自身も試して、その品質に納得してお店に置いているのだそうです。


毎週金曜日に届くという、緑濃い植物たちや生花も素敵です。生命力、感じる!

 

アンドリューさんが生み出す作品&工房もチェック

 

オトナハワイなデザインがずーっと気になっていたこちらのカードは、アンドリューさんの作品。シンプルだけど温かくて、贈ってももらってもアロハを感じそうです。メッセージなどが書かれていないので、使用用途が広いのがいいですよね。

 

ショップの奥には、アンドリューさんの工房も。ここでアイデアを生み出したり、実際の作業をしたりしているのだそうです。

 

人気のカードも、ここで制作されているんですね。


こちらは彼の代表作のひとつでもある「シャカ・ボトルオープナー(栓抜き)」。アメリカ本土にいる時にハワイの思い出にインスパイアされて作り始めたという、大切な一品なのだそうです。

他では見つからない「なにか」に出会える場所


「このカカアコという場所にショップを構えられたのは、とてもラッキーだと思っています。何か新しいものを探して来てくれるお客さんが多いし、僕も新鮮な気分になれる。気になるアイテムを見つけてもらえたら、制作背景からアーティストのかわりにしっかりご説明もしますよ。お客さんと信頼関係を深めながら、さらに新しいものを作り、見つけていきたいと思ってます」。


単なるバイヤーではなく、自身がアーティストとしてこだわったり、特別な人脈の中で見つけたりしたものを集めているショップだからこそ、唯一無二な空間になってるんだろうな。統一感があって、でも商品ラインナップは幅広くって、無機質なようでいて温かい雰囲気。


ハワイでは希少なスタイルのセレクトショップ。

 

なかなかこの空気感が文章で伝えきれないのがもどかしいのだけれど。とにかく一度、覗いてみていただきたい。そしてアンドリューさんと、ちょっとでいいから言葉をかわしてみてほしい。そうすれば、きっとなんだか新しいハワイを感じられる…。そんな気がしております。

 

Island Boy/アイランドボーイ

URL
https://www.islandboy.shop/
住所
307C Kamani St, Honolulu, HI 96813
電話番号
(808) 221-3676
営業時間
10:00〜18:00(水〜日曜)
休日
月、火曜

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