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ハワイ好きさんにはもうおなじみすぎる、メイド・イン・ハワイのクッキーカンパニー「ビッグアイランドキャンディーズ/Big Island Candies」。ハワイ島ヒロの工場で、ていねいに作り続けられているクッキーやブラウニーは、ハワイ島のみならずハワイ州を代表するお土産のひとつですよね。
私自身も、二十年以上前にハワイへ旅行に来た際、ワイキキの免税店でこのショートブレットクッキーに出会った時、その美味しさに衝撃を受けたのを覚えています。当時からちょっと高級品ではありましたが、それでも大切な人へのお土産に抱えて買って帰りたい!と強く願った憧れのクッキーでした。
ビッグアイランドキャンディーズは、1977年にハワイ島ヒロのローカルボーイであるアラン・イカワ氏が創業。最初はチョコレートメーカーとしてビジネスをスタートしたそうですが、現在はクッキーを中心に幅広いスイーツを手掛け、40年以上にわたって多くの人々に愛され続けています。
以前はハワイ島にしかなかった直営店ですが、2013年にアラモアナセンターにオアフ島初の直営店をオープン。おかげで、オアフ島でも様々な種類のアイテムを購入することが可能になりました。本当にありがたい!
セールス・ディレクターのマルコムさんによると、ビッグアイランドキャンディーズではできる限りローカル産のものを使っているのですが、とくに、創業時から一貫してこだわり続けているのはマカダミアナッツなんだとか。
「マカダミアナッツは、100%ハワイ産のものを使用しています。これだけは今後も絶対に変わらないと思います。そして、できるだけハワイのコミュニティーとサポートしあうことも企業全体として大切にしています」とマルコムさん。
そういえば、コロナ禍でハワイがとっても大変だった時、医療従事者や消防士などファーストレスポンダーの皆さんに、ビッグアイランドキャンディーズがクッキーを届けて応援した、というニュースがありました。先が見えなくてしんどい思いをしていたあの頃、そのニュースはすごく心に染みたんだよなあ。
甘いものって、ぎゅーって緊張している空気を優しく溶かしてくれますよね。うん。
「お陰様で、旅行者もローカルも本当に多くの方がお店に来てくれます。旅行でハワイを訪れた方がお土産に買ってくださるのはもちろん、ローカルがどこかへ旅行に出かけるときにハワイを感じる味として選んでもらえるのも嬉しい。また、ローカル同士でも、ギフトや差し入れにと何度も立ち寄ってくださる方が大勢います。とくに、パンデミックの間は地元のお客様が中心となって応援してくれるのを強く感じました。とてもありがたかったです」。
お店に一歩入るだけで、なんともハッピーな気持ちになるのは、その甘い香りと素敵なディスプレイの魔法。とくに、ホリデーやイベントシーズンに合わせて特別なパッケージングが登場するので、いつ来てもワクワクしちゃうんです。
ちなみにこのお洒落なパッケージたち、すべて社内のスタッフで企画して作っていると聞いてびっくり!だから、ほかで同じラッピングを目にすることはないんですね。実は、こういうのって専門の業者さんに委託しているのだと勝手に思っていたのですが、違うんだ…。完全オリジナル。すごいですね。
そして。今回はマルコムさんに、とくに人気のアイテムを教えてもらいました。
ローカルには、やっぱりシグネチャーなショートブレット、チョコディップ、そしてブラウニーが人気だそう。「ロコはチョコレートが好きな人が多くて、チョコレートマカダミアナッツとかも人気です」。
そして日本からの旅行者にも、ショートブレットやブラウニーが人気。また、栗原はるみさんがプロデュースした「」も大人気なんだそう。
これね、サクサククッキーにハワイアンソルトがベストマッチでほんとに美味しいです。私もギフトなどによく購入して喜ばれております。
ほかにもいろいろなアイテムがあって、どれもそれぞれ個性豊か。本当は順番なんてつけられないのですけどね。
ハワイ島のファクトリーストアへ行くと、工場でクッキーを作っている様子を見ることもできます。クッキーをひとつずつチョコレートにディップしているスタッフさんたちが幸せそうに笑顔で作業している姿を見て、このバイブスが人気の秘密なんだろうなあと感じたものです。
最近はなかなかハワイ島へも行けておりませんが、近いうちにまた、あの工場へも行ってみたいなあ。美味しいクッキーをほおばりながら、いろんな想いを巡らせたりして。
贈っても、もらっても、自分のために買っても嬉しい。そして、みんなのハワイの想い出すらも蘇らせてくれるビッグアイランドキャンディーズ。もう、その存在自体がありがたい。
これからも、ずっとずっと、憧れ続けます。
Big Island Candies/ビッグアイランドキャンディーズ