ワードセンターの「アリイ・カフェ」のコーヒー

2021.10.26

レストラン&カフェ

こだわりのクラフトコーヒーに、オーナー2人のアロハを込めて

  • WRITER 松本 律子

  • INTERVIEWER 瀬川 慶

 

コーヒー激戦区・ワードエリアに登場したこだわりカフェ

 

ワードセンターの1階にオープンしたアリイ・コーヒー。この辺り、話題のカフェやレストランが多い激戦区でもあるのですが、オリジナリティあふれるこだわりのクラフトコーヒーを、ウッディな雰囲気の中でゆったり楽しめる…と既に注目を集めています。


このカフェのオーナーは、ジェームス・ウェブさん(写真右)とウィル・ゴールドさん(写真左)。とにかく無類のコーヒー好きで、その趣味が高じてカフェ経営に行き着いたというおふたり。自分たちのこだわりを詰め込んだコーヒー専門店が、このアリイ・コーヒーなんです。


子供の頃にエスプレッソを飲んで以来、いつかコーヒービジネスに携わりたいと思い続けていたというジェームスさん。7~8年前に小さなロースターを買ったことがきっかけで、そこから焙煎珈琲のショップをオンラインで始めるまでに。一時期は日本のカフェにもオリジナルコーヒーを卸していたこともあるそうです。


ウィルさんは、サンフランシスコ生まれ。コーヒー好きだったお父さんが、1979年にカフェをオープンしたのだそう。当時ウィルは4歳。まだコーヒーメーカーの高さに手が届かないような小さなころからコーヒーに囲まれる暮らしをしていたウィル。もちろんコーヒーは生活の一部であり、大好きなものでした。

無類のコーヒー好き同士がハワイで出会った、不思議な縁


そんなふたりがハワイで出会ったのは、共通の友人を介してのことだと言います。イベントやファーマーズマーケットなどに一緒に参加するようになり、そして、2018年にはついに新しいコーヒービジネスをスタートさせました。


「実はサンフランシスコの同じロースティングスクールで学んだってことを後で知ったんだよ。時期が違うから会ったことはなかったけど。驚いたね」とおふたり。そんな偶然ってあるんですね。これって、運命!?


彼らが最初にオープンしたのはダウンタウンのカフェ。そこでハワイ産はもちろん、世界中から厳選したコーヒー豆を自家焙煎しています。その後ワイキキのコートヤード・バイ・マリオット・ワイキキビーチにも店舗を構え、さらに2021年5月にワードセンターに3店舗目をオープンしたのです。


「アリイコーヒーは、僕たちのコーヒーへの愛情をすべてつぎ込んだカフェ。豆のセレクトや焙煎プロセスにも、とことんこだわってるよ。そしてなによりアロハをたっぷり込めている。これが大事なんだよね。スタッフ含め、みんなアロハの気持ちを持って仕事しているよ。変にかっこつけたりしないし、常にウエルカムな気持ちで働いてるんだ」とジェームスさん。ハワイで生まれ育ち、日本とのビジネス経験もある彼だからこその、こだわりが感じられます。

スタッフのエスターさんも、アロハがあふれる素敵な笑顔でお出迎え。名前入りのショップTシャツはオーナーからのクリスマスプレゼントなのだそう!

 

「そう、日本のおもてなしにも近いかもしれないね。日本のカフェの『いらっしゃいませー』っていう気持ちよさと同じ感覚で、みんなを迎えたいんだ」。


ウィルさんも、隣でうなずきながら「ハワイの中でもアメリカ本土でも、いろんなカフェやレストランに行き、いろんな体験をしたよ。それは、ときには素晴らしい先生だし、ときには反面教師だったりもする(笑)。自分たちが心地いいと思うサービスと、美味しいと感じるコーヒーを楽しめる場所にしたい。それだけだよ」と話します。


ワード店で存在感を誇るウォールアートは、マジックアイランドの波をイメージしたものだそう。アーティストのMelon James(@olboy_melon)の作品で、これがまたフォトジェニック!いい感じなんだなあ。


テーブルやスツールも、こだわりの木製。お洒落だけど温かみがあります。「誰かの家のリビングに遊びに来たみたいに、くつろいでもらえたら嬉しいなと思って」というふたりのおもてなしが、ここにも表れています。

ふたりが作り上げるコーヒーの数々、ぜひ飲んでいただきたいっ。


プレーンハウスコーヒーは、フレッシュな2種の豆をミックス。大人気のコールドブリューも同じように作っています。コーヒーは世界中から厳選。「ハワイ産の豆も使ってるけれど、コールドブリューには他の豆が合っているんだ。いろいろ試して最適な組み合わせを探してるよ。もちろん、コナコーヒーやマウイコーヒーなどはプアオーバーで提供してる。オーダーから5分くらい待ってもらうけどね」とウィルさん。

 

シンプルなのに、ほんと、めちゃめちゃ美味しいコールドブリューは、大きなボトルに入れて自宅へ持ち帰るのもおすすめです。ロゴの入ったボトル、かわいい!

 

そして私のイチオシは、こちら。ヘーゼルナッツ&ローステッド・ココナッツが絶妙な「THE QUEEN」。ここのクラフトコーヒーは、名前もいちいちお洒落なのです。


ハワイ島ヒロのはちみつを使った「ヒロ・ハニー・ラテ」は、ちょっと甘みが欲しいときに。ふんわり浮き上がるラテアートも素敵。


紫色が美しい「タロ・ウベ・ラテ」は、控えめな甘さとオリジナリティが魅力です。これらの甘さや組み合わせはカスタムオーダーもできるとあって、自分だけのお気に入りを見つけるのも楽しいんだな。


そして、カフェとはいえ食事メニューのクオリティーが高いのも人気の秘密。長らくレストラン業界で働いていたふたりだからこその、美味しさの追求がうれしいのです。


ローカルベーカリーの「Baker Dudes」のブレッドを使った「シナモン・スイートブレッド・トースト」はフルーツがさわやか。

 

ヘルシーな「アボカドトースト」も朝食の一番人気メニューです。


そして、ボリュームたっぷりのホット・パストラミ・サンドイッチは、熱々にかぶりつくのがお約束。とろけるチーズがたまりません。これはぜひ、ランチに食べたいっ!うんまい、です。

 

夢はハワイのネイバーアイランド、そして日本へ…


最後に、今後の夢を教えて?と尋ねると、「うーん、僕らのカフェをハワイのほかの島に広げていきたい。できれば主要7島ぜんぶにね。そして日本でも何かできたらうれしいな。日本の人にコーヒーを通じてアロハを感じてほしい。とてもシンプルだよ」とばっちり口をそろえます。


なんだろう、このシンクロ感(笑)。でも、子供みたいに自分たちの夢をまっすぐ追いかけて、誇りを持って楽しくコーヒーと取り組む彼らの笑顔は、スタッフにも、そしてお客さんにも伝わって、それがこの居心地の良さを作ってる気がします。


進化を続けるワードエリアにあって、なんだかリラックスできる貴重なスペース。深い味わいのクラフトコーヒーを片手に、ゆったり楽しみましょ。

 

Alii Coffee/アリイ・コーヒー

URL
https://www.aliicoffee.com/
住所
ワード店/1200 Ala Moana Blvd. Ste 641 (Ward Centre)
ダウンタウン店/35 South Beretania St. (Between Fort Street Mall and Bethel St.)
ワイキキ店/400 Royal Hawaiian Ave. (Courtyard by Marriott Waikiki Beach)
電話番号
ワード店/(808) 591-2220
ダウンタウン店/(808) 532-7928
ワイキキ店/(808) 921-2129
営業時間
ワード店/7:00〜15:00
ダウンタウン店/7:00〜14:00(月〜金曜)、8:00〜13:00(土・日曜)
ワイキキ店/6:00〜13:00
休日
無休

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