2021.08.23

レッスン

ピンクパレスでヨガを教える日本人〜Shokoさんに学ぶ

  • WRITER 松本 律子

  • INTERVIEWER 瀬川 慶

ロイヤル・ハワイアン・ホテルの中庭、ココナッツグローブの芝生の上で、毎朝ヨガのクラスが開催されているのをご存知ですか?その講師であり、Kapalili Hawaiiのオーナーとしても活躍する日本人女性がShokoさん。健康的で美しく、周りを包み込むような笑顔が印象的です。その輝きの秘密に迫るべく、お話をうかがいました。

ピンクパレスの中庭でヨガレッスン、という贅沢


「ロイヤル・ハワイアン・ホテルでヨガのレッスンを始めて約8年になります。毎朝2セット、45分のレッスンを行っています。この、良い気が流れる場所で朝からヨガクラスができることに感謝しかないですね。ヨガ初心者も大歓迎。最初は不安そうに参加したような方が、レッスン後半にはリラックスして笑顔になってくれたりするのを見ると本当に嬉しくって。こちらまで元気になります。講師は私以外にも何人かいるので、交代でレッスンしています。ビーチでSUPヨガのクラスを行うこともありますね」と話すShokoさん。


ハワイ王朝が集った聖地としても知られる美しい中庭で、朝の日差しを浴びながらヨガなんて、素敵すぎる時間ですよね。


でも、ハワイへ移住する前は、ご自身もヨガとはまったく縁がなかったのだそうで。


「私が日本にいた頃は、まだ日本でヨガ自体があまりポピュラーじゃなかったんですよ。でもハワイでは、当時すでにヨガがカルチャーとして根付いていた。それで興味を持ちました。ただ最初は完全に趣味でしたけどね」。

 

ハワイ移住のきっかけは、“30歳になった時の自分を想像した”こと


「東京で忙しく働いていた24歳の終わり頃、ふと自分を見つめ直してみたんです。30歳になったときの自分を想像して、やりたいことを紙にばーっと書いてみたんですが、それらを一気に学べる場所ってハワイだなと思って(笑)。それで思い切って来てみたんです。最初は留学の形でした。


とにかく海が好きで、日々サーフィンばかりしていました。勉強とサーフィンに浸る毎日をハワイで過ごす中、さらに深く目標が見えてきたような気がします」。


なるほど。


当初は「トレーナー」という職業を目指していたというShokoさん。ハワイ大学の短期学部でスポーツサイエンスを学び、学生時代にパーソナルトレーナーの資格やヨガインストラクターの資格を取得しました。その中から、ヨガというものにさらに深く関わるようになっていったんですね。


日本人初・SUPヨガのインストラクター

 

そして、Shokoさんは “日本人として初のSUPヨガのインストラクター” でもある、すごい人なんです!

ハワイの海で体幹と心のバランスを整えるSUPヨガ(写真提供/Kapalili Hawaii)


「私がSUPヨガ(スタンドアップパドルボードの上で行うヨガ)に初めて出会ったのは、まだこのヨガが世間に知られ始めたばかりの頃でした。海が好き、サーフィンが好き、そしてヨガが好き。そんな自分にとって、この出会いは本当に運命でした。すぐにのめり込んでインストラクターの資格を取得したのですが、それがタイミング的に日本人で初めてだった、ということですね」と笑います。


「SUPヨガは、まさに私のライフワーク。海の上でバランスをとるためには、地上でのヨガよりも体幹が鍛えられるし、なによりボードに浮かびながらのヨガは最高のリラクゼーションタイム。最高ですよ」。


現在は、通常のレッスンはもちろん、インストラクター養成にも携わっているそう。こんな彼女から直接レッスンを受けたいと、日本からも多くの人たちがハワイを訪れる気持ち、わかるなあ。


「正直、これまでたいへんなことも辛いこともたくさんあったのですが、ハワイのいろいろな恵みを受け、たくさんの人にサポートしてもらって、今に至っているのだと感謝しています。こんな素敵な場所でヨガを教えられているし、2年前にはロイヤル・ハワイアン・ホテルの中に自分のアパレルショップ『Kapalili Hawaii』も持つことができました。正直、昔は想像すらできなかったこと。こうして思い返すと感慨深いですね」。

 

時間が足りないからこそ「迷わず行動に移す」べし

 

それにしても。ヨガのレッスン、ショップの経営、ブランドの運営やアパレルデザインなどをこなす毎日は、相当忙しいはず。でも、いつ会っても疲れを見せることなくキラキラしているのって、どういうことなのなんでしょう…?


「たしかに忙しいですね。以前はインストラクターとして表に出る仕事が中心でしたが、今はショップでの接客から裏方の作業や経営関連の仕事もたいへんです。パンデミックの間はオンラインでのレッスンやインスタライブなどの企画も積極的にやっていました。


でも、時間が足りないと感じながらも、やりたいことがどんどん出てきて(笑)。『これだ!』って頭にアイデアが浮かぶと、行動に移しちゃうんですよね。デザインのアイデアも、忘れないうちにデッサンしたりして形にしておきたいし。なるべく、すぐやる。これが私の元気の源かもしれません」。


なるほど。たしかに、あれこれ考えて慎重になりすぎると、結局自分で自分をしばりつけてしまうこと、ありますよね。


「ある意味 “見切り発車” で動くこともあるんですが、いろいろ行動するためには、それも大切なのかもと思ってます。その方がアクションしやすいというか、まずはやっていかないと形にならないですもん。


やりたい&できるな、って思ったことは積極的に言葉にして動いていくのが重要。言ったらやらなくちゃいけないから頑張ろうっていう、自分自身に発破をかける意味も込めてね」。


~ゆるぐことなく、しなやかに~ だからかっこいい


Shokoさんみたいに、いい形で自分にプレッシャーをかけられる女性って、すごくかっこいいと思います。自分の軸にブレがない、ゆるがない姿勢。でも、どこかフレキシブルで可愛らしい感じ。これってヨガとも通じるんでしょうかね。


ちなみに、ブランド名である「Kapalili(カパリリ)」とは、「胸の高揚感、ワクワクすること=Feeling of excitement」という意味を持つ言葉なのだそう。


ヨガでの身体作りにおいても、アパレルブランドでのファッション提供にしても、その体験を通じて “ワクワク” を感じてもらうことが自分のミッションだと話すShokoさん。今後はさらに「食」の分野での挑戦も目論んでいるとのことです。

 

ぶれることなく、でもしなやかに、自分のやりたいことと向き合う素敵な女性。これからがますます楽しみです。

 

 

Kapalili Hawaii/カパリリ・ハワイ

URL
https://kapalili.com/
住所
2259 Kalakaua Ave. #9 Honolulu HI 96815
ロイヤル・ハワイアン・ホテル 1階
営業時間
10:00〜19:00
休日
無休
お問い合わせ
https://kapalili.com/contact/

TAG

SHARE

PREV

ALL

NEXT

よく読まれている記事

POPULAR ARTICLE

CATEGORY

HOT TAG