2022.06.20

ハワイのイベント

偉大なるハワイの父 カメハメハ大王に見守られる人気観光地ハワイ

  • WRITER 宮本 紗絵

6月11日は、ハワイ王国を建国したカメハメハ大王を称える「カメハメハデー」。1871年12月22日、大王の孫にあたるカメハメハ5世が初代国王を称え、6月11日をハワイ州の祝日に制定し、その翌年1872年から「カメハメハデー」としてハワイの祝⽇となりました。この日は、各地で様々な行事が毎年開催されています。

カメハメハ大王
 Hawaiʻi State Archives

 

オアフ島ではダウンタウンにあるカメハメハ大王像にレイを捧げるレイ・ドレーピング・セレモニーやイオラニ宮殿からカピオラニ公園までのフローラルパレードは有名な伝統的行事です。今年は、カメハメハデー制定150周年という節目の年を迎えました。今年のテーマは、「E Ola Ka Inoa ʻO Kamehameha」(カメハメハのレガシーよ永遠に)でした。

 

初代カメハメハ大王は、8つのハワイの島を統一し、ハワイ王国をつくった人物ということは皆様ご存じかと思います。今回のつなぐハワイニュースでは、カメハメハ大王のことをもっと知っていただくために、カメハメハ大王を特集しました!

カメハメハ大王って?

カメハメハ大王は、推定1758年ハワイ島カパアウの町で誕生。そして1795年ハワイ島からマウイ島、オアフ島までを支配しハワイ王国を建国、国王に即位しました。その後1810年、カウアイ島までの8つの島全てを統一したハワイ王国の英雄です。

カメハメハ大王の大軍がオアフ島に上陸する様子
ロイヤル・ハワイアン・ホテルに展示されているカメハメハ大王軍がオアフ島制覇のために上陸した時の様子

 

1795年4月オアフ島ワイキキからカハラにかけて多数のカヌーでカメハメハ大王の大軍は上陸し、その後オアフ島ヌウアヌパリで、ハワイ全島を制覇する最後の戦いを繰り広げ勝利しました。そのオアフ島にカメハメハ大王の大軍が上陸する様子は、ロイヤルハワイアン,ラグジュアリーコレクションリゾート,ワイキキに展示されているハーブ・カネ氏の絵画からも知ることができます。絵画をよく見ると槍や銃を持って上陸する様子がわかりますね。

 

そして、大王が最後に過ごしたのが、ハワイ島カイルア・コナにあるコートヤード・キング・カメハメハ・コナ・ビーチ・ホテルの目の前にあるアフエナ・ヘイアウ。この一帯は、カマカホヌと呼ばれる王族居住地でした。

アフエナ・ヘイアウ
アフエナ・ヘイアウ  Hawaii Tourism Authority (HTA) / Tor Johnson

 

カメハメハ大王は、1812年よりこの地で暮らし、アフエナ・ヘイアウを再建し平和と豊穣の神ロノを祀りました。そして1819年5月8日早朝、このアフエナ・ヘイアウで死去したと言われています。

カメハメハ大王の肖像画

キング・カメハメハ・ホテル1階にあるカメハメハ大王の肖像画

カメハメハ三世の肖像画

キング・カメハメハ・ホテル1階にあるカメハメハ三世の肖像画

キング・カメハメハ・ホテル1階にあるカメハメハ四世、カラカウア大王の肖像画

 

キング・カメハメハ・ホテル1階には、歴代の王の肖像画をはじめ、関連する絵画が展示され、プチミュージアムみたいです。

その中には歴史画家であったハーブ・カネ氏が描いたこんな絵画があります。

キングカメハメハホテルのホテル1階にある絵画
カメハメハ大王とリホリホ王子(カメハメハ2世)

 

右側中央のグレーヘアで、白いカパ布を着用している男性がカメハメハ大王、そして隣の黄色の羽毛マントを着用しているのが、息子のリホリホ王子(カメハメハ2世)。絵画中央にあるのが、アフエナ・ヘイアウです。

アフエナ・ヘイアウ
アフエナ・ヘイアウ  Island of Hawaii Visitors Bureau (IHVB) / Kirk Lee Aeder

 

現在あるヘイアウの建物は、1978年ハワイの文化を見直す活動「ハワイアン・ルネッサンス」が起こった後、当時の2/3のサイズで復元され、今では国定歴史建造物に指定されています。

カメハメハ大王像前でセレモニー

6月11日のカメハメハデーには、カメハメハ大王像前でセレモニーが開催されます。カメハメハ大王像は、ハワイには3つあるのはご存じですか?その3つとは、オアフ島ダウンタウンのイオラニ宮殿前、大王生誕の地であるハワイ島カパアウ、そしてハワイ島ヒロです。ちなみに4つ目は、アメリカの首都ワシントンDCのキャピタルビルにあります。

オアフ島ダウンタウンにあるカメハメハ大王像

オアフ島ダウンタウンにあるカメハメハ大王像

ハワイ島カパアウにあるカメハメハ大王像

ハワイ島カパアウにあるカメハメハ大王像

ハワイ島ヒロにあるカメハメハ大王像

ハワイ島ヒロにあるカメハメハ大王像

 

カメハメハ⼤王にレイを捧げるレイ・ドレーピングの儀式は、6⽉11⽇に近い⾦曜⽇に行われます。儀式では、ハワイ州の団体によってフラやチャント(詠唱)を行い、レイが捧げられます。オアフ島のカメハメハ⼤王像に献上されるレイの⻑さはなんと約30フィート(約1.5メートル)。このレイには、天然のお花のみを使⽤することが指定されています。

Kamehameha lei draping ceremony

Kamehameha lei draping ceremony

Kamehameha lei draping ceremony

Kamehameha lei draping ceremony

Kamehameha lei draping ceremony

Kamehameha lei draping ceremony

 

2022年のレイ・ドレーピング・セレモニーは、2022年6月10日(金)14時半から開催され、当日は多くのハワイ現地の皆様、観光客の皆様に見守られ実施。ハワイ州知事夫妻もご参加されました。

このレイ・ドレーピング・セレモニーは3年ぶりに今年開催されたのですが、以前は消防署のハシゴ車を使ってレイを捧げていましたが、昨年から2本の竹ざおで1本1本丁寧にかけられるように変わりました。

lei draping ceremony

lei draping ceremony

lei draping ceremony

lei draping ceremony

lei draping ceremony

lei draping ceremony

フローラルパレード

レイ・ドレーピングの翌⽇、オアフ島で開催されるフローラルパレードは、イオラニ宮殿前のキング・ストリートからスタートし、カラカウア通りを通過し、終着のカピオラニ公園まで続きます。

 

パレードでは、カメハメハ⼤王をはじめとする王族、戦⼠たちを模した⼀団が乗る⼭⾞、トロピカルフラワーで飾られた多数の⼭⾞、王国時代の騎⾺⽤の⾐装に⾝を包んだ⼥性達(パウライダー)、さらにはブラスバンドで、パレードを盛り上げます。

カメハメハ大王を題材としたマンガが出版

ハワイの漫画出版社MANA COMICSの創設者兼クリエーターであるクリストファー・カラヴァリョさんは、2020年のパンデミック時にカメハメハ大王を題材としたマンガを英語、ハワイ語で制作することを決め、カメハメハスクールのカパラマ・インターンシップ・プログラムを通じて3人のインターン生と共に制作しました。

 

そして、2022年3月1日からクラウドファンディングを開始。1日足らずで目標額に達成したという話題のマンガです。英語、ハワイ語のみですが、カメハメハ大王のことをマンガで学び、さらに英語やハワイ語の勉強にもなりますよ。

このマンガは、パレードの終着地点であるカピオラニ公園で、当日ブースを出店していました。

カメハメハ大王のマンガ by Mana Comics

カメハメハ大王のマンガ by Mana Comics

カメハメハ大王のマンガ by Mana Comics

カメハメハ大王含めるBIG 5のグッズ

そして最後に紹介するのは、カメハメハ大王一族のファンの方にオススメの商品です。

モロカイ島発のアパレルブランド「ケアロピコ」では、カメハメハ大王から5世までの似顔絵をイラストにしたTシャツやステッカーを販売しています。

その名もTHE BIG 5。お土産にいかがでしょうか?

 

今年でカメハメハ大王1世の没後203年です。200年以上たった今でも、彼の英雄が受け継がれているのはすごいことですね。今もハワイのいろいろな場所で、カメハメハ大王に触れることができますので、是非ゆかりある場所をめぐってみてください!オアフ島には、ワイキキ・ダウンタウンの歴史街道ツアーもあるので、楽しみながら学べるのでオススメです。

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