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1951年創業。ハレイワの街を訪れれば、その行列を見ない日はない人気店「マツモトシェイブアイス」。なんと70年にわたってこの地で人々に愛され続ける名物店、やっぱり立ち寄らずには帰れないんだなあ。
ノースショア、ハレイワといえば、古き良きハワイの雰囲気を残すノスタルジックな街として知られています。最近は再開発なども進み、街の風景が少しずつ変わってきていますが、約70年の間この街で営業を続けているマツモトシェイブアイスへ行けば「ああ、ただいま」という気持ちになる。そんなやさしく懐かしい空気が流れるお店です。
創業時は「マツモト・ストア」という雑貨店。初代オーナーのマツモト・マモル氏が、日本からかき氷マシンを輸入してシェイブアイスを販売し始めたのだそうです。現在のオーナーは二代目のスタンリー氏。日本のメディアなどにも紹介される名物オーナーです。
日本が大好きだという彼にお店で会えたらラッキー。写真を一緒に撮ってもらいましょう(笑)。
もともとマツモトシェイブアイスがあったエリアが、再開発により2015年に「ハレイワ・ストア・ロット」というショッピング・コンプレックス(というほど大規模ではないのだけれど)になり、このお店も規模を拡大してリニューアルしました。シェイブアイスを買うためのメインの入り口と、オリジナルグッズなどがあるショップエリアへの入り口がわかれたことで、以前のような混雑っぷり(正直カオスだった)は多少整理されたけれど、やっぱり行列は絶えることがありません。
オリジナルのシロップは約40種類。代名詞とも言える「レインボー」は赤・黄・青の3色が美しく混ざりあうまさに虹色のシェイブアイスです。フレーバーはイチゴ(赤)、レモン(黄)、パイナップル(青)。どうしてパイナップルが青なのか…っていう疑問はさておき(笑)、お店でも不動の一番人気でロゴになっているのもこのレインボーです。
でも、今回はこちらにトライしてみました。その名も「マツモト」というコンビネーションです。レモン・パイナップル・ココナッツの組み合わせ。ココナッツのシロップはピンク色で、レインボーよりちょっとやさしい感じがしません?映え感もばっちりだし、トロピカルな気分も味わえます。なんといってもお店の名前を冠した組み合わせですからね。敬意を払っていただきたいっ。
フルーティーな「ピーチ」や「ゆず」、「ライチ」などのシロップもオススメ。どのフレーバーを選んだとしても、トッピングのコンデンスミルクは(個人的に)マストで。
ちょっと粗めな氷をぎゅぎゅっと手で押さえてまんまるドーム型に。カラフルで愛らしいこのフォルムは、やっぱりたまりません。これぞ、並んででも食べたい「ハワイの幸せスイーツ」に認定です。
アイスを食べたら、オリジナルのTシャツやバッグ、アクセサリーなどもチェックをお忘れなく。日本のテレビや雑誌でも紹介されまくっているので、ハワイ好きさんへのお土産には欠かせないアイテムかと。ドカーンとロゴが入ったタイプもあれば、モダンでオシャレなデザインも。Tシャツは、メンズ、レディース、キッズとサイズ展開もバッチリで「ちょっとしたロゴアイテム」の域を完全に超越した品揃えです。普通にアパレルショップのサイズ感!常に新作も生み出されているのが、やっぱり気になります。
余談ですが、うちの主人はこちらのTシャツの大の愛好家(笑)。なにせ、我が家のラストネームはMatsumotoなので。うふふ。
Matsumoto Shaveice/マツモトシェイブアイス