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ハワイでは、2020年6月オアフ島カイルアに「プロテア」、同年12月カイムキに「Keep it Simple」、2022 年 1 月ワイキキに 「Keep it Simple の 2 号店」のゼロウェイストショップがオープンしましたが、マウイ島にも、ゼロウェイストのお店があるんですよ。
ゼロウェイストとは「ごみをゼロにする」というごみを出さないようにする考え方。国連が取り組む持続可能な開発目標(SDGs)の目標12には、「つくる責任つかう責任」というのがありますよね。ゼロウェイストは、まさに、作る側も使う側の責任を果たせる解決策です。
また、「ゼロウェイストの伝道師」として知られるカリフォルニア在住のベア・ジョンソン氏によると、ゼロウェイストにつながる5つのRの行動があるそう。その5つのRとは、①Refuse 断る、➁Reduce 減らす、③Reuse 再利用、④Recycle リサイクル、 ⑤Rot たい肥にして自然に還す です。
この5つのRを叶えられるゼロウェイストを目指すお店が、マウイ島にもあるんです!
それは、2021年8月にオープンした、マウイ島ワイルクにあるROOTED in Wailukuです。
このROOTED in Wailukuは、Ashley Schenkさん(左)、Keli Lauさん(右)の二人の働くママが共同経営者として、ゼロウェイストのお店と予約制の美容院を運営しています。
店内では、 オアフ島同様に、ハンドソープ、シャンプー、ボディースープなどを持参したボトルなどに詰めて、購入するという量り売りスタイル。
お客様は、ボトルや容器を持参する、もしくは、お店で再利用可能な容器を購入して、洗濯洗剤、食器用洗剤、シャンプー、コンディショナー、サンゴ礁にやさしい日焼け止めなど、必要な商品を、必要な分だけを容器に詰めて購入ができる、まさに「詰め替え専用ステーション」です。
どんな量り売り商品が販売されているかは、ここでチェックできます。
店内は、ほかにも様々な商品がありますよ。
石鹸やシャンプー、コンディショナー、ボディーローションをはじめ、紙ストローにかわるガラスや竹でできたストロー、カトラリーそして、竹でできた歯ブラシ、キッチン用品(ラッピング、ブラシ、シリコン製の容器、メイソンジャー)などなど。
こんなお店の名前入りのバッグまで!
さらに、このショップは、サロン(美容院)もあるのですが、こちらでも、エコな取り組みがされているんですよ。
それは、使用するカラー剤のチューブ、使用済みのアルミホイル、紙やプラスチックといった美容院ならではのゴミが、新しい商品やクリーンエネルギーへ循環できるようにしているんです。
例えば、使用するカラー剤のチューブ、使用済みのアルミホイルは、自動車の部品や自転車を作るために必要なアルミニウムシートまたはバーに変わったりとか・・。
まさかそんなものから、自転車になっていると考えると、ゼロウェイスト大切ですね。
マウイ島にいかれたら、是非ワイルクまで足をのばしてみてください!
お二人の女性がオープンしたゼロウェイストのショップ、マウイ島のプラスチックを減らすこと、そして、ローカルビジネスをサポートするために、スタートしたとのことなので、応援したいですね!
Rooted in Wailuku/ルーティッド イン ワイルク